ハイアール家電の故障率・初期不良率について
国内メーカーとの比較
ハイアールの家電製品は故障率や初期不良率が高いという話をネットでよく見かけます。
近年では中国製品を叩けば受けるといった風潮があり、批判がエスカレートしている傾向も見受けられます。
しかし、故障率・初期不良率と故障数・初期不良数を混同してはいけません。
ハイアールの白物家電は世界で最も売れているため、良品の数も不良品の数も当然ながら多くなります。
良品を購入した人は、特に文句を言いません。しかし、不良品を引き当ててしまった人が大げさにネットで騒ぎ立てるので、悪い口コミが多くなるというわけです。
実際に国内メーカーと比較しても、ハイアール家電の故障率・初期不良率が飛び抜けて高いということはありません。
もし不良品だらけだとするなら、日本市場で10年以上も生き残れるはずがないからです。
初期不良や故障は年々改善されてきている
AV機器やパソコンなどのハイテク製品と違って、白物家電は技術の成熟した分野であり、もともと故障率や初期不良率は低くなっています。
大ざっぱに言えば、パソコンの故障率が7~8%なのに対して、白物家電では3%以下になるのが普通です。
ハイアール製品も例外ではなく、通常の製造ラインであれば、不良品がそうそう出ないように管理されています。
どんなメーカーでも創業当初は品質管理に未熟な点があり、不良品が多くなる傾向はあります。
しかし、ハイアールは日本やアメリカの大手メーカーの買収により技術力を飛躍的に高めています。
また、品質改善の努力も継続的に続けられており、初期不良率や故障率は年々低下しています。
長期的に見れば、日本製の製品と比べても遜色のないレベルに達していると言えます。
オフィシャルサイトで購入すれば3年間保証なので安心
もちろんハイアール家電でも、故障や初期不良が全くないわけではありません。
いくら価格が安くても、修理に費用がかかっては元も子もなくなってしまいます。
そこで重要になるのがメーカーのアフターメンテナンスです。
オプションで無料修理をつけているメーカーもありますが、ハイアールのオフィシャルサイトで製品を購入すれば、3年間の保証がついてきます。
売りっぱなしにしないことは、品質に対する自信の表れとも言えるでしょう。
とかく安価ということで、品質を疑問視する向きも多いハイアールの製品ですが、安いだけでは消費者の支持を得られません。
コストパフォーマンスが高いからこそ、世界最大のシェアを獲得できたと考えられます。
ネットや一部メディアの情報を鵜呑みにせず、実際に商品を確かめてみることが大切です。